研究課題
基盤研究(C)
生活習慣病の患者数は世界的に増加しており、その予防対策が喫緊の課題である。生活習慣病には、高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病など種々の疾患があり、複数の疾患に対して総合的に有効となる食事療法の構築が必要である。体液の酸性化は、軽度の代謝性アシドーシスを生じることで、種々の生活習慣病の発症に関連している。本研究は、体液酸性化の抑制に有効な食事について、時間栄養学の視点から解明することを目的とする。本研究成果は、生活習慣病に対する新たな切り口からの改善策となることが期待され、健康寿命の延伸に貢献できる。