研究課題
基盤研究(C)
かつてない高齢化社会を迎え、生活習慣病の患者数は増加の一途をたどり、その対策は急務である。脂肪組織は全身の代謝制御を司る重要な役割を持つことから、加齢による脂肪機能不全の病態解明の意義は大きい。本研究では、免疫関連分子であるBAFFの高齢者糖尿病の発症・進展の制御について、脂肪細胞・脂肪組織の細胞老化に焦点を当てて解明する。これまでの研究成果も併せて、BAFFが糖尿病など加齢関連疾患の治療標的となるかを明らかにしたい