非アポトーシス型細胞死を基軸にしたdMMR/MSI-H固形がんの新規治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 25K14857
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59040:栄養学および健康科学関連
• 研究機関: 地方独立行政法人埼玉県立病院機構埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所)
• 研究代表者: 井内 勝哉 地方独立行政法人埼玉県立病院機構埼玉県立がんセンター(臨床腫瘍研究所), 病院 遺伝科, 主任 (40553847)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 非アポトーシス型細胞死 / MSI-H / 固形がん / 抗がん剤耐性

研究開始時の研究の概要

DNAミスマッチ修復機構欠損（deficient DNA mismatch repair：dMMR）を原因とする高頻度マイクロサテライト不安定性（MSI-H）固形がんは、化学療法に対して耐性を示す一方で、免疫チェックポイント阻害剤（immune checkpoint inhibitor：ICI）に対しては一定の効果が認められている。しかしながら、すべてのdMMR/MSI-H固形がん患者に有効とは限らず、効果を示さない、あるいは一時的な奏効の後に再発する症例も多く存在する。そこで本研究では、非アポトーシス型細胞死の誘導機構に着目し、dMMR/MSI-H固形がんに対する新規治療法の開発を目指す。