若年男女の脂質摂取調節における脂肪嗜好性の役割

• 研究課題/領域番号: 25K14925
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分59040:栄養学および健康科学関連
• 研究機関: 京都光華女子大学
• 研究代表者: 森本 恵子 京都光華女子大学, 健康科学部, 教授 (30220081)
• 研究分担者: 鷹股 亮 奈良女子大学, 生活環境科学系, 教授 (00264755) ; 中木 直子 京都光華女子大学, 健康科学部, 准教授 (40804183)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円); 2027年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 脂肪嗜好性 / 脂質摂取調節 / 成人男女 / 消化管ペプチド / 口腔内脂肪酸感受性

研究開始時の研究の概要

脂肪は過食により肥満やメタボリックシンドロームなどの生活習慣病の発症を招く可能性がある。しかし、なぜ脂肪を好んで（時には過剰に）摂取しようとするのかを解明するヒトを対象とした研究は少ない。本研究では、脂肪味を好む嗜好性（脂肪嗜好性）に着目し、その測定法を評価するとともに、その調節因子として、脂肪味感受性、長期間の食生活の影響を検討し、加えて短期の食事経過時間に伴う脂肪嗜好性の変化が食事終了時の脂質摂取量を調節する役割を持つ可能性を明らかにする。また、脂肪嗜好性の性差や月経周期依存性の変化についても検討を加える。