研究課題
基盤研究(C)
大規模データに対する教師あり学習の代表的な方法が,アンサンブル学習法である.アンサンブル学習法は,高い予測確度を有するものの,推定モデルの解釈が困難である.Friedman & Popescu (2008)は,高い予測確度を保持しながらアンサンブル学習法のブラックボックス化を緩和する方法として,ルール・アンサンブル法(RuleFit法)を提案している.他方,RuleFit法の研究は,連続アウトカムの範疇で議論されることが多く,医療分野のなかで散見される,2値,生存時間,計数値のアウトカムへの展開は少ない.本研究では,様々なアウトカムに対応するためのRuleFit法の拡張手法を開発する.