研究課題
基盤研究(C)
グラフィックボード(GPU)に代表される画像処理用ハードウェアアクセラレータの高性能化は,半導体技術の発展に伴う多コア化が大前提であり,その研究対象もコア-メモリ間のデータ転送や演算の効率化に傾倒している.本研究では,次世代の多コア接続技術であるNetwork on Chip(NoC)に基づいて,画素値を内包したパケットを規則的にルーティングすることにより,その伝搬過程を以って画像処理を実現する手法を考案するとともに,GPUに代わる次世代のアクセラレータとしての実装フレームワークの実現を目指す.