研究課題
基盤研究(C)
IoTセキュリティの分野で提唱されている MUD (Manufacturer Usage Description) は,IoTデバイスの製造元がデバイスの正当な通信の振る舞いを記述したプロファイルを作成し,各ネットワークではそのプロファイルに基づいてアクセス制御を行う仕組みである.この技術は有望なセキュリティ対策だが,適用は IoT デバイスに限定されており,PCのように用途や振る舞いが多様な汎用デバイスへの適用は課題である.本研究では,MUD を拡張し,汎用デバイスにも適用可能なアプリケーションの利用情報に基づいた細粒度なアクセス制御技術の研究開発を行う.