研究課題
基盤研究(C)
ネットワーク社会におけるセキュリティ強化は必須の課題であり、生体情報を用いた個人認証技術の一つである音声による個人認証(話者認識)は利便性が高く遠隔での使用が可能なため、有効な方法の一つであると言える。一方、音声合成技術が進歩し、実音声と区別がつかない人工音声を生成可能となってきており、人工音声を用いた話者認識機器詐称が危惧されている。本研究では、ネットワーク経由で行われる人工音声による話者認識機器詐称の防止を目的に研究を進める。具体的には、ネットワーク経由の日本語の実音声・人工音声コーパスを作成し、話者認識機器詐称の防止方法に関して研究を進める。