研究課題
基盤研究(C)
塑性、クリープ、有限変形などの非線形の有限要素解析が特別ではなくなった結果、構造物の様々な力学的挙動の高精度な再現が求められるようになった。しかし、現状では力学的挙動のモデル化に起因した困難性がある。そのため、力学的挙動をどのようにしてモデル化するか、そのモデル化が適切か否かなどを総合したモデル化の方策が求められる。そこで、本研究では、有限要素解析におけるモデル化の体系的な方策を構築する。この方策は3個の研究項目、すなわち、(a) 検証に基づくモデル化、(b) モデル化の妥当性確認と逆解析、(c) 並列パラメトリックスタディ・実験計画によるモデル化の多面的検討から成る。