研究課題
基盤研究(C)
実世界にある物体の形をサイバー空間で利用するために,物体の3次元位置と形状を表す点群(ポイントクラウド)が増加しており,高効率な圧縮符号化が検討されている.機械が点群から様々な物体を認識する目的においては,圧縮されたデータにおいても高い認識精度を持つことが期待される.しかしながら,物体認識に適した形で点群を圧縮する手法について十分に解明されていない.本研究では,物体認識のための特徴量に着目して,物体認識に適した圧縮符号化手法を確立する(令和7,8年度).また圧縮符号化データからも計算量少なく物体認識を可能とするための圧縮符号化手法を確立する(令和9,10年度).