研究課題
基盤研究(C)
近年,モビリティが走行する際の危険な道路構造物の検出や道路の劣化予測に関する自動検出の研究が行われている。これらの実現には,主に深層学習と画像処理手法などが用いられている。しかし,交通量や自然環境の変化,また経年劣化により,道路構造物の状態は様々に変化するため,安定した検出や劣化予測は困難である。そこで,本研究では,走行の際に危険となる劣化情報を3次元デジタル地図に反映させることのできるAIスマートビジョンシステムを開発する。このシステムは,ラベルが付与されていない「教師なしデータ」に対しても制約のない分類が可能な機能を備える。