研究課題
基盤研究(C)
本研究では,学習者の音読行動に基づいて学習者の内的状態を推定し,それに応じたフィードバックを与えることによって,ごく自然に発話を伴う英語学習を独習できるようにし,読み書きだけでなくリスニングとスピーキングも向上できるようなシステムを構築することを目的とする.既に数多く存在する英語学習支援手法との違いは,学習者の音読行動を入力として学習者の内的状態を推定することによって独習であるにも関わらず客観的なフィードバックを得られること,機械によって分析することによって敬遠されがちな音読行動のハードルを下げられること,学習者個人の音声を蓄積することによって学習者個人に適した学習支援を可能とすることである.