研究課題
基盤研究(C)
これまでに気導音と骨導音のモデルベースで主観的に自己聴取音を再現する方法を提案したが,主観実験において音声の音高や音色の知覚における個人性が大きいことに気づいた.そこで,①音声の音高や音色的高さ(Height)の判別能力の個人性,②音声が有する音色の印象の個人性などを明らかにすることが重要だと考えた.研究の目的は,前述の①と②を明らかにし,モデルベースの主観的な自己聴取音再現法により聴覚フィードバック時の自身の音声の発話と聴取における伝達特性を明らかにすることである.