研究課題
基盤研究(C)
「証明」は数学の定理を理解するために不可欠であるが,苦手意識を持つ人が多く,証明学習のための支援システムが必要と考える.本研究では,補助記号の手書き認識や関係式の手書き操作により命題入力の簡略化を実現すると共に,幾何用AIを用いて不完全な証明の行間を埋めることが可能な学習支援システムの開発を目指す.これにより,「証明の完成まであと少し」という学習者を支援できるようになり,証明学習に新しい展開をもたらせると期待できる.