研究課題
基盤研究(C)
近年、教育では答えのない課題に対して試行錯誤して取り組めることを重視し、試行錯誤の内容に踏み込んで肯定的に評価しようとしている。しかし、試行錯誤の統計など実態は明らかにされておらず、学術的には否定的に捉える研究がほとんどである。本研究は教材アプリケーションや分析手法を工夫することで、課題を解くプロセスにおける試行錯誤の実態や、学習・介入による試行錯誤の内容の変化を明らかにする。また、学生自身が試行錯誤を伴う課題を開発し、自分たちで解いて、そのプロセスを分析するデータサイエンス教育に、それら教材や分析手法を適用することで、学生自身の試行錯誤に対する認識を明らかにする。