音楽演奏家と非演奏家の音の捉え方の違いとユニバーサル音源制作

• 研究課題/領域番号: 25K15406
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分62040:エンタテインメントおよびゲーム情報学関連
• 研究機関: 武蔵野大学
• 研究代表者: 櫻井 建成 武蔵野大学, 工学部, 教授 (60353322)
• 研究分担者: 真原 仁 武蔵野大学, 数理工学センター, 客員研究員 (00589830)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 非線形科学

研究開始時の研究の概要

複数の楽器が奏でる楽曲において、人間は特定の楽器のメロディを追うことができる。このことは、人間は音を感知し、分離し、更に再構築することができることを意味している。これらの理解には、ブラインド信号源分離とその融合を理解する必要があり、通常は時系列データの線形混合系として捉えられている。本研究では、非線形混合系を扱い、過去の履歴、フィードバック効果、ノイズを利用したSN比の向上（確率共鳴現象）などを用いた秩序の安定性と制御という観点から、つまり非線形非平衡系に見られる機能的秩序構造としての音の理解とその応用として、非音楽家から音楽演奏者までが心地よく聞こえるユニバーサル音源を構築を目指す。