「抗酸化能生態ピラミッド」による海洋の食物連鎖の機能評価

• 研究課題/領域番号: 25K15416
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分63010:環境動態解析関連
• 研究機関: 静岡大学
• 研究代表者: 宗林 留美 静岡大学, 理学部, 准教授 (00343195)
• 研究分担者: 西川 淳 東海大学, 海洋学部, 教授 (10282732) ; 松浦 弘行 東海大学, 海洋学部, 准教授 (50459484) ; 吉川 尚 東海大学, 海洋学部, 教授 (80399104)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 海洋生態系 / アスタキサンチン

研究開始時の研究の概要

本研究は、海洋漂泳区の食物連鎖を構成する各栄養段階の量的関係を抗酸化能で表現する「抗酸化能生態ピラミッド」を作成する。これをバイオマスによる従来の生態ピラミッドと比較することにより、海洋の食物連鎖の機能を抗酸化能の伝達経路として再評価し、抗酸化能を高めている栄養段階を特定する。その成果は、環境悪化に伴う酸化ストレスの上昇に対する海洋生態系の頑強性の評価と資源保護に有用であり、SDGsの達成に貢献する。