研究課題/領域番号 |
25K15540
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分64050:循環型社会システム関連
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
夏木 俊明 信州大学, 学術研究院繊維学系, 教授 (10432171)
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研究分担者 |
金 翼水 信州大学, 学術研究院繊維学系, 教授 (40397302)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | エネルギー変換 / 多機能センサー |
研究開始時の研究の概要 |
NiとAlを用いた層状複水酸化物(LDH)と、PVAおよび尿素・リン酸を含む混合ゲルを組み合わせて、水分応答性に優れた機能性フィルムを作製する。LDHは層間に陰イオンや水分子を保持し、官能基(-OH,-COOH)と水分子との相互作用によってH+が解離・移動する。この現象はグロッタス機構に基づいており、水分がフィルム内部に拡散することで、官能基を介してH+が移動し、最終的に電位差が発生する。これにより、電圧発生材料としての性能と湿度センサとしての応用可能性を評価する。LDHの多孔構造とゲル中の官能基が相乗効果を生み、水分に対して高い感応性を示すことが期待される。
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