研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、再生可能エネルギー由来の電力(以後、脱炭素電力)の選択という新たな環境配慮行動における意思決定要因を構造的に明らかにするとともに、それらの要因を踏まえて消費者の行動変容を促すために有効な介入方法を構築し、その効果を実証的に検証することである。このため、本研究では行動変容に向けた段階に応じて、効果的な介入方法を提供するために有効な枠組みとされるトランス・セオレティカル・モデルを援用する。また、介入手法として、医療や広告などの分野で用いられる主観的で感情的なコミュニケーション手法である「物語」を活用した情報提供を行う。