責任者負担と社会保障を軸としたアスベスト災害の予防・補償・救済の政策研究

• 研究課題/領域番号: 25K15580
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分64060:環境政策および環境配慮型社会関連
• 研究機関: 立命館大学
• 研究代表者: 南 慎二郎 立命館大学, 政策科学部, 授業担当講師 (80584961)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円); 2029年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2028年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2026年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円); 2025年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
• キーワード: アスベスト / 社会的災害 / 責任者負担 / 社会保障

研究開始時の研究の概要

本研究は、アスベスト災害のような労働・環境への長期に及ぶストック型の社会的災害に対して、予防対策や被害の補償・救済が隙間なく、かつ災害の責任関係や社会保障の理念に基づく適正な費用負担で実施される制度のあり方を研究するものである。そのため、各国で導入・実施されているアスベストをめぐる制度についての比較検討を行う。次に、被害の原因となっている過去のアスベスト使用の実態解明と災害予防規制の実効性を検証し、被害の責任関係の追究を行う。そして、社会保障の理念によるアスベスト災害対策推進の検討を行い、各国で社会的災害の予防・補償・救済制度の導入・改革に寄与する政策手法の具体化に取り組んでいく。