研究課題
基盤研究(C)
2021年のミャンマーの政変は社会・経済に甚大な影響を及ぼしている。そこで、本研究は、政変を一つの外的ショックととらえ、農村世帯がそれにどのような対応戦略をとり生計維持をしているのかを実態調査を通じて明らかにすることを目的とする。具体的には、急激に悪化する社会・経済環境の下で、村落社会の相互保険がどこまで機能しているのか、また世帯属性が個々の世帯の生計戦略にどう影響しているのかを明らかにする。