多産的価値をもつアラブ・イスラーム農村社会の社会規範・避妊行動の継時変化

• 研究課題/領域番号: 25K15662
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分80010:地域研究関連
• 研究機関: 吉備国際大学
• 研究代表者: 末吉 秀二 吉備国際大学, 農学部, 教授 (80330629)
• 研究分担者: 梅崎 昌裕 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (30292725)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2027年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: アラブ・イスラーム / 避妊行動 / 社会規範 / 農村社会

研究開始時の研究の概要

本研究は、地域の固有性が強いアラブ・イスラーム農村社会において、人口学の視点から人口再生産にかかわる社会規範に焦点を当てた研究である。
申請者は、1997年、2005年、2013年にイスラームの伝統的な社会規範の強いヨルダン農村部において人口学調査を実施し、地域社会が望ましいとする子ども数を産むことが社会規範となり、それが女性の避妊の受容の障害となることを明らかにした。
この一連の研究の延長線上に本研究は位置付けられ、社会規範、避妊行動、避妊の実施、出生率という人口再生産にかかわる一連の要素の継時変化を検証する。