本研究では、SDGsに取り組む白馬村のスキー場をフィールドとして、そこで行われているHakuba Rainbow Festivalを事例に、混合研究法を用いた実証研究を行う。LGBTスポーツイベントが、参加者のウェルビーイングにもたらす効果、イベントをたまたま目にしたスポーツツーリストにもたらす影響、イベントに対する地元の人々の理解を探るとともに、LGBTインクルーシブであることがスキー場の価値をどのように高めるかを検討したい。白馬村の事例をもとに、LGBTの人々が、快適に旅行ができ、スポーツができるようにするために、環境をどのように整えていけばよいかを明らかにする。
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