研究課題/領域番号 |
25K15752
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80030:ジェンダー関連
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
李 恩子 関西学院大学, 特定プロジェクト研究センター, 客員研究員 (50580586)
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研究分担者 |
ツー ティモシー 関西学院大学, 国際学部, 教授 (40580577)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ミクロネシア / 南洋群島 / ジェンダー / 混血児 / 日米戦後帰還政策 |
研究開始時の研究の概要 |
日本の委任統治領であった旧南洋群島において日本の帝国臣民男性と関係を持った女性とその子孫の戦後史を掘り起こし歴史の再構築を目指すものである。戦後なぜ「家族離散」が起こったのかを、生存する当事者女性とその子孫たちから聞き取り調査を行い、集約し、一次資料となりうるオーラルヒストリーを蓄積することを目指す。父や祖父についての記憶の継承がどのように引き継がれているのか、その「血統」に対する「混血児」としてのアイデンティティについて確かめる。他方で帰還事業における米国側の資料を精査し、彼女たちに言及する記述の有無を調べる。同時に日本側の軍関係者の資料などから「置き去り」になった要因を見出し明らかにする。
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