研究課題
基盤研究(C)
本研究で提案する新たな計測手法の要になるのは、1. "複数の" エネルギー点での透過像同時測定、2. "少数の" エネルギー点で測定されたデータの解析、の2点である。全く新しい技術になる 1.の開発が本研究の中心になる。続いて 2.の技術を組み合わせ、高速2D/3D化学状態可視化が可能なことを示すのが本研究の第一の目標になる。さらに、測定点数を増やすことや測定系の調整の簡易化を実現しつつ、モデルケース的な試料からより実用的な試料について実際に2D/3Dの計測を行い、2Dについてはリアルタイムの、3Dについては分単位のその場計測が可能な実力を有する測定手法であることを実証していく。