過疎・高齢化地域におけるデジタルアーカイブ活動の課題解決に向けた実践的研究

• 研究課題/領域番号: 25K15809
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
• 研究機関: 新潟大学
• 研究代表者: 榎本 千賀子 新潟大学, 人文社会科学系, 助教 (80710384)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
• キーワード: デジタルアーカイブ / 過疎高齢化 / 地域資料 / 文化資源

研究開始時の研究の概要

デジタルアーカイブ（以下、DA）は効率的かつ持続的な地域文化資源管理を支える社会基盤として期待される。しかし、過疎・高齢化地域は、DAの活用による地域文化資源管理の効率化と持続性向上がとりわけ強く望まれる地域であるにもかかわらず、その地域課題ゆえにこそ、DA活動への参入が特に困難な地域となっている。
本研究は、日本有数の過疎・高齢化地域である福島県奥会津地域の自治体連携型DAを中心に実践・分析を行うことで、過疎・高齢化地域特有の課題を明らかにするとともに、その課題解決法を探るものである。本研究の成果は、過疎・高齢化地域のみならず、日本社会全体の地域文化資源管理水準の維持・向上に貢献するだろう。