研究課題
基盤研究(C)
本研究では、3次元空間における数量知覚の脳内処理を解明し、視覚認知特性の理解を深めることを目指す。従来は主に2次元空間に限定されており、3次元数量過大推定現象を含む3次元特有の知覚特性については、十分に明らかにされているとは言えない。本研究の目的は、VR技術を活用し、心理物理学的手法・脳機能計測・計算論的アプローチを統合して、2次元および3次元刺激を用いた実験を行い、その結果を基に3次元空間における数量知覚に関する脳の視覚認知機構の解明を図ることである。