研究課題/領域番号 |
25K15895
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90110:生体医工学関連
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
高良 沙幸 山口大学, 大学研究推進機構, 学術研究員 (70529643)
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研究分担者 |
常盤 達司 広島市立大学, 情報科学研究科, 准教授 (00636219)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ニューロモデュレーション / 大脳基底核 / 局所脳冷却 / パーキンソン病 / 霊長類 |
研究開始時の研究の概要 |
パーキンソン病では視床下核と淡蒼球内節の神経活動が亢進し、運動障害を顕著な症状とする。主な治療法として脳深部刺激法(DBS)が実施されるが、その作用機序は未だ議論中である。そこで本研究では脳局所冷却技術を用いた神経核の機能調整を提案する。てんかん治療のために開発した脳深部'凍結'プローブを「冷却プローブ」に拡張する。このプローブを用いてパーキンソン病モデルサルの視床下核を冷却し、運動機能を評価する。そして温度制御と神経核の機能抑制の関係から、DBSの作用機序についての理解を目指す。本研究により、温度制御による脳深部神経機能の調整をサーマルニューロモデュレーション技術として提案する。
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