核医学治療の品質管理を目的とした3次元ゲル線量計を用いた吸収線量の実測評価

• 研究課題/領域番号: 25K15997
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分90140:医療技術評価学関連
• 研究機関: 帝京大学
• 研究代表者: 横塚 記代 帝京大学, 医療技術学部, 講師 (80458421)
• 研究分担者: 三輪 建太 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (40716594) ; カン ユウソク 自治医科大学, 医学部, 医療技術職員 (71013306) ; 林 慎一郎 広島国際大学, 保健医療学部, 教授 (20238108)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 核医学治療 / 3次元ゲル線量計 / 吸収線量分布 / 品質管理 / Dosimetry評価

研究開始時の研究の概要

核医学治療薬剤の投与量を決定するシミュレーション研究が進んでいく中で、その結果の正確性は真の吸収線量を3次元の連続データとして取得することで、検証を行うことができる。本研究では、治療で用いるβ線やα線よりも透過能力の高いγ線や娘核種からの特性X線が複数のエネルギーかつ異なる放出割合で発生しているI-131やLu-177をゲル線量計に照射し、治療期間中の人体への吸収線量分布を取得する。これらのデータは、Dosimetry計算における入力データの一つとして、計算精度の重要な要素である。この研究を行うことで、I-131とLu-177による核医学治療の品質管理向上に繋がる。