研究課題
基盤研究(C)
ゲノム編集技術の治療応用にあたっては、目的外の部位での変異(オフターゲット変異)によるがん化等の有害事象のリスク評価が重要であるが、既存の解析法は、偽陽性と思われる部位が多数検出される課題がある。そこで本研究では、高感度でありながら偽陽性が少なく正確なオフターゲット変異解析法を確立する。このために、既存の複数の解析手法で共通して検出されるかどうかを指標として、偽陽性である可能性が極めて高い部位・低い部位を抽出、偽陽性の発生原因を分析し、偽陽性を低減可能な方法を開発する。