研究課題
若手研究
本研究は、アリストテレス哲学においてエピステーメー(知識)と比較して論じられることの少ないドクサ(意見、思いなし)に着目し、重要テクストを適切に解釈することでその概念の内実を明確化したうえで、『分析論後書』や『トポス論』で展開される知識論(学問論・方法論)と『魂について』や『自然学小論集』で示される認識論のうちでの布置の確定を目指すものである。