研究課題/領域番号 |
25K16077
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分01020:中国哲学、印度哲学および仏教学関連
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研究機関 | 都留文科大学 |
研究代表者 |
陳 佑真 都留文科大学, 文学部, 講師 (60907541)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2027年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2026年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 中国思想史 / 経学 / 朱子学 / 蘇軾 / 三蘇 |
研究開始時の研究の概要 |
中国北宋時代の蘇軾は詩人・芸術家として広く知られる一方、思想家としてもきわめて重要な位置を占める。蘇軾とその一族の思想家としての主張には人間の本質(性)についての議論などに独自の要素が多く興味深いが、とりわけ朱子学の前身・道学と対立したことは思想史的に特筆すべき点である。 南宋時代成立の朱子学は中国のみならず、日本や朝鮮半島においても人々の思考・社会の在り方に多大な影響を与えた。しかし、それが中国で広まった過程、とりわけいかなる面が支持されたのか、という点については十分に明らかになっていない。南宋の人々の思想の動きを蘇氏や朱子学を軸に分析し、東アジア近世社会の根幹に迫ることを本研究は目的とする。
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