昌平黌を中心とした詞の受容と創作をめぐる総合的研究

• 研究課題/領域番号: 25K16168
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分02010:日本文学関連
• 研究機関: 山形大学
• 研究代表者: 陳 竺慧 山形大学, 人文社会科学部, 講師 (50881281)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円); 2027年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 日本填詞 / 漢文学 / 野村篁園 / 友野霞舟 / 日下部夢香

研究開始時の研究の概要

本研究は、江戸幕府の官学であった昌平黌（昌平坂学問所）を中心に、「詞」という中国から伝来した歌辞文芸がいかに日本に受容され、創作されたのかを明らかにするものである。上記の目的を達成すべく、本研究は昌平黌とその周辺の文人たちを主たる研究対象に据え、「雅詞」というキーワードを通して、在野の文人との比較のみならず、昌平黌成立以前の作品、廃止されたあとの作品も視野にいれて、昌平黌の創作圏域によって形成された受容の系譜を見つめる。