研究課題/領域番号 |
25K16187
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02010:日本文学関連
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研究機関 | 長崎純心大学 |
研究代表者 |
渡橋 恭子 長崎純心大学, 人文学部, 講師 (80980911)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 源氏物語 / 宗祇 / 河海抄 / 古注釈書 |
研究開始時の研究の概要 |
四辻善成著『河海抄』は、室町時代初期に『源氏物語』全巻を対象として著された注釈書である。近年、『河海抄』は、現代の作品解釈を支える注釈書として積極的に評価されている。しかし、『河海抄』が当時の中世源氏学に与えた影響についてはほとんど解明されておらず、初期源氏学以降の注釈史研究の流れが分断されている状況にある。 そこで本研究では、これまで着目されていなかった連歌師宗祇の注釈書や享受資料と『河海抄』を比較検討し、いかに『河海抄』の注を継承・展開したのかを明らかにする。また、文献調査の対象に宗祇の連歌論書を加えることで、宗祇の文事と『河海抄』享受の連関についてさらに深化・発展させるものである。
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