現代南アジアにおける政治文化―プロテストソングの文化的意義と政治的影響力の研究

• 研究課題/領域番号: 25K16245
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分02050:文学一般関連
• 研究機関: 東京外国語大学
• 研究代表者: シェーク タリク 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (30992317)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2030-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2029年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2028年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2027年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
• キーワード: プロテストソング / 文学と政治 / 南アジアの詩歌 / 南アジアの現代政治

研究開始時の研究の概要

本研究はインド、バングラデシュ、パキスタンにおける近年の抗議活動で使用されたベンガル語、ヒンディー語、ウルドゥー語のプロテストソングの包括的な研究を通じた、民衆の抗議行動の総合的な解明を目的とする。南アジアにおける政治的抗議では歌や詩は人々を街頭へ駆り立て、長期にわたる抗議活動を継続する精神的な支柱となる。この３か国で使用される歌は、分離独立以前の詩人によるものから、近年のストリート・ヒップホップまで多岐にわたる。本プロジェクトでは、これらの歌のデータベースの構築に取り組み、歌を生み出した歴史的・社会的分脈を考察しながら歌詞を分析し、現代政治における抗議運動の動態の学術的議論に貢献したい。