研究課題
若手研究
本研究は、プログラミングを用いた人文学研究(デジタル・ヒューマニティーズ)の手法で、ドイツの近代文を中心とするテクストの定量分析(数値化による分析)を行い、従来の人文学的な見解について根拠付けを試みるものである。近年、データサイエンスは飛躍的に発展を遂げており、様々な学問で活用されている。2023年には生成AIが、LLM(大規模言語モデル)を用いたChatGPTの登場で恩恵あるいは脅威として広く認知された。本研究ではドイツ語分析ライブラリ等を用いて、ドイツ語作品の品詞や単語の出現頻度を調査し、ドイツ文学を読み解くための新たな視座を示す。また、LLMを用いた研究手法を文学研究に導入する。