研究課題/領域番号 |
25K16247
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02050:文学一般関連
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
岩下 弘史 法政大学, 国際文化学部, 講師 (61011309)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2025年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 夏目漱石 / ウィリアム・ジェイムズ / ヘンリー・ジェイムズ / 比較文学 / 比較思想 |
研究開始時の研究の概要 |
夏目漱石と米国の思想家ウィリアム・ジェイムズの比較研究にはすでに蓄積があり、ジェイムズが漱石に与えた「影響」については多くが明らかになっている。だが、その「影響」からどう漱石独自の思想が発展し、それが彼の小説作品の読みにどう関わるのかという問いについてはまだ十分に論じられていない。 本研究は、この問いに答えるためにウィリアムの弟で、同時代に活躍した小説家ヘンリー・ジェイムズも研究の射程に含める。両者のあいだにあったとされる思想的対立を踏まえることで、漱石がウィリアムから学び発展させた思想の意義がよりよくわかり、その観点から小説作品の新たな解釈も可能になるからである。
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