研究課題
若手研究
本研究では,文法システムが多様でかつ先行記述が少ない中四国方言を対象に,特に形態論・音韻論に着目し,比較可能な言語学的枠組みを用いて,文法システムを記述する。更に,それに基づいて通方言的な一般性を明らかにし,中四国方言の文法システムを言語理論上に位置づける。これによって,言語の多様性と普遍性を明らかにするという,言語研究の目的に寄与することを目指す。