研究課題
若手研究
本研究では「日本語の符号はテキストジャンルによってどのような種類がどのくらいの頻度でどのような意味で使用されているのか」という学術的問いに対して、大規模コーパスや一般公開されているテキストデータベース、自身で構築したデータベースを活用した定量的分析と、符号に対する読み手の印象評価を基としたテキストマイニングを組み合わせることで、句読点や括弧、感嘆符、絵文字・顔文字をはじめとした様々な符号使用の実態を多角的な視点から解明を目指す。さらに、これらの分析を通じて、ジャンルによって異なる符号のポジティブ/ネガティブといった評価や意味・機能を体系的に記述することを試みる。