研究課題/領域番号 |
25K16310
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02070:日本語学関連
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研究機関 | 愛知淑徳大学 |
研究代表者 |
川村 祐斗 愛知淑徳大学, 学修・教育支援センター, 講師 (51000400)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2027年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | サ系表現 / 応答表現 / 文法史 / サヨウ / サレバ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究ではサ・ソ・シカ系指示詞を構成要素とする表現(サ系表現)の応答表現化を事例に、サ系表現の歴史と文法史の関わりを考察する。日本語にはサ系表現が一語化し、新たな用法を獲得する現象がある。この現象は文法史と関わると考えられるが、その観点ではあまり議論されてこなかった。そこで本研究ではサヨウとサレバの応答表現化に着目し、サ系表現と文法史との関わりを考察する。サヨウとサレバの応答表現化は、サ系指示詞が衰退する時期や条件を表す形態等から、文法史全体を視野に入れるべき課題と言える。本研究は応答表現研究に文法史という新たな切り口を提示し、“別れの挨拶語”研究や方言研究、通言語的な談話研究にも発展し得る。
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