日本語習得における視覚情報に基づく学習支援法構築：外界と視線位置と作文の対応分析

• 研究課題/領域番号: 25K16341
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分02090:日本語教育関連
• 研究機関: 流通科学大学
• 研究代表者: 佐古 恵里香 流通科学大学, 商学部, 特任講師 (80979691)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2027年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
• キーワード: 第２言語習得研究 / 視線位置と言語化 / 日本語教育 / アイトラッキング計測 / 記号接地

研究開始時の研究の概要

本研究は、日本語母語話者と日本語学習者を対象に、視線位置と作文データを基に第2言語習得における視覚情報を活用した新たな学習支援法の構築を目指す。視線計測を通じて、学習者が外界情報をどのように認知し、それを日本語表現に反映するかを分析する。日本語やミャンマー語、ベンガル語、英語、中国語など異なる言語類型を持つ母語話者を対象に調査を実施し、頻出視線位置と対応表現の規則性を体系化する。得られた知見は、日本語教育における効果的な指導法を構築し、学習者が自然な日本語表現を効率的に習得するための基盤を提供することが期待される。