研究課題
若手研究
外国語学習において協働的な主体性は重要であるが、その主体性に伴う心的体験(perezhivanie)を調査することが学習者を支援する上で欠かせない。本研究では、3名以上の関係者が一堂に会して対話を重ねるオープンダイアローグという手法を取り入れたアドバイジングを長期的に実施し、学習者の心的体験がどのように形成され変化するのかをプロファイリングすることで、アドバイザー側がどのように関与するのか明らかにすることを目的とする。この知見により、外国語学習における主体性を支援する上で必要なデータを蓄積し、心的体験に関する軌跡を相互参照可能なツール開発やデータベースとして構築することにつながる。