研究課題/領域番号 |
25K16433
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分03040:ヨーロッパ史およびアメリカ史関連
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
増永 理考 東京都市大学, 共通教育部, 准教授 (70925487)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2029-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 古代ローマ / 古代ギリシア / 奴隷 / 解放奴隷 |
研究開始時の研究の概要 |
地中海を中心とする大帝国を築いた古代ローマ人は、時空間的にきわめて大規模な奴隷立脚社会を形成した。その支配下、特に東地中海世界には、ローマ人と同じく奴隷制の伝統を有するギリシア人も含まれていた。 近年の研究では、ローマ人の奴隷制とギリシア人のそれの特質がそれぞれ解明され、「複数」の奴隷制が西洋古代に存在したと強調されているが、各奴隷制が互いに影響を及ぼし得たかについては、十分に掘り下げられていない。そこで本研究は、ローマ支配期(前2世紀~紀元3世紀)のギリシア人社会を対象に、ローマ的な奴隷システムの影響を明らかにすることで、奴隷制を基軸とする新たな古代ローマ世界発展史の構築を試みる。
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