研究課題
若手研究
本研究は、鋳造用具研究による製作技術を基軸とした銅鐸研究、および銅鐸製作遺跡の集落研究を両輪として、弥生時代後期における社会論に新たな展開をもたらすことを目的とする。この過程では、鋳型以外の鋳造用具である送風管や坩堝に注目し、考古学の分類研究と観察を基礎とした実験考古学による検証の融合によって、高い実証レベルの確保を目指す。