研究課題/領域番号 |
25K16479
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分04030:文化人類学および民俗学関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
鈴木 亜望 神戸大学, 国際文化学研究科, 学術研究員 (70913698)
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研究期間 (年度) |
2025-04-01 – 2028-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2025年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2027年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | バングラデシュ / ジェンダー / イスラーム / 都市 / 労働 |
研究開始時の研究の概要 |
バングラデシュの首都ダカを対象に、女性の行動範囲の拡張がジェンダー規範の変化を意味するのかを明らかにするため、労働とその対価によって生じる贈与に着目し名誉の生成を検討する。これまで広く見られた戸内での活動だけでなく、近年では女性の賃金労働が常態化しているが、今なおジェンダー規範とリベラルな女性像は対立したものと描かれる。女性たちを構造的被抑圧者ではなく正しい選択をするとみなすエージェンシー論もジェンダー規範という価値の生成を看過している。そこで、首都ダカの低所得者層の長屋を対象とし、労働と贈与の行為を明らかにする。そして、新たな価値の生成過程と社会変革の可能性を検討する。
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