景観-人間関係に関する人類学的研究：エチオピア農村における徒歩巡礼を事例として

• 研究課題/領域番号: 25K16483
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分04030:文化人類学および民俗学関連
• 研究機関: 明治学院大学
• 研究代表者: 松波 康男 明治学院大学, 社会学部, 准教授 (90811125)
• 研究期間 (年度): 2025-04-01 – 2029-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2025年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2028年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2027年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
• キーワード: 巡礼 / 景観 / 歩行 / エチオピア

研究開始時の研究の概要

本研究は、エチオピア農村社会における徒歩巡礼を対象に、人々の歩行の実践が巡礼過程における景観現象とどのように結びついているのかを明らかにする。参与観察を通じて、巡礼路における身体の動きや語り、儀礼などの営為が、さまざまなアクターの連関の中で景観をいかに制作しているかを描き出す。景観と人間の関係性を動的かつ非人間中心的に捉えることで、その理解に新たな視点を加えることを試みる。