研究課題
若手研究
日本において与党議員は統治機構において重要な役割を果たしており、平成の統治機構改革を通じその地位は大きく変化してきた。 しかし、こうした与党議員が統治機構においていかなる役割を果たすべきかについて、憲法学上の議論は深まっていない。こうした問題に対し、本研究では、政策形成過程・党内のインフォーマルな集団・候補者選出過程という三点から、日本における与党議員の自律性を支える政治的構造とその背景にある規範の特徴を解明する。