研究課題
若手研究
これまでの司法アクセス研究において、相談できる場所や法律問題に関する人々の情報の不足といったアクセス障害が指摘されてきたが、アクセス向上に有効な情報の内容や情報提供方法に関する議論は十分に行われていない。本研究は、法的問題に直面した一般市民による情報探索行動および情報・テクノロジーへの意識の実態を明らかにしたうえで、国内外における司法でのテクノロジー活用に関する議論等をふまえながら、司法アクセス、とくに法専門家・機関による法律相談へのアクセス向上のためのテクノロジー活用の可能性を検討するものである。