研究課題
若手研究
本研究は、コロナ禍で申請が増加しているとされる日本の生活保護制度がいかに運用され、この制度に対する人々の支持はいかに行われるのか、という問題を観察データと実験データの双方によって明らかにする。本研究では、新たに入手する福祉事務所別データを用いて、生活保護受給率に関する問題を解明する。さらに、こうした行政の問題は、世論の生活保護受給に対する厳格化の支持とも関係していると考えられる。そこで、同じく22K13341で行ったサーヴェイ実験をアップデートし、新たな修正を加えつつ追加的な実験を行う。