研究課題
若手研究
本研究は、発展途上国の公共交通(特に乗合バス)での低炭素車実装に関し、現実的な制度設計(運賃・車体デザイン・車体購入に係る政府補助)を検討することを主要目的とする。具体的には、フィリピンを対象とし、主に選択型実験を採用し、①乗合バス(ジプニー)利用者の低炭素車への支払い意思額の推定と、②事業者の低炭素車の購入意思決定の分析を行う。本研究は、途上国における低炭素化促進に寄与するとともに、低炭素車実装に係る制度設計研究の方法を構築する。